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板金加工でコスト削減!効率的な加工法の種類と選び方

プレス

板金加工のコスト削減は可能か?

板金加工は、精密部品や筐体などの製造に欠かせない技術ですが、「コストが高い」「無駄が多い」と感じることはありませんか?
本記事では、効率的な板金加工法の種類と、それぞれのコスト削減ポイントを解説します。最適な加工方法を選ぶことで、品質を維持しながらコストダウンを実現できます!


板金加工の主要な種類と特徴

板金加工にはさまざまな方法がありますが、コスト削減の観点から、以下の加工法を比較してみましょう。

(1) レーザー加工:精密加工に最適

  • 特徴
    • 高精度な切断が可能
    • 金型不要で試作・小ロット向き
  • コスト削減ポイント
    ・複雑形状の加工に強く、追加工の削減が可能
    ・材料ロスを最小限に抑えられる

(2) タレパン加工(タレットパンチプレス):量産向き

  • 特徴
    • スピーディな穴あけ・成形加工が可能
    • プレス金型を組み合わせることで多様な加工が可能
  • コスト削減ポイント
    中~大量生産なら1枚あたりのコストが大幅に低減
    ・曲げや穴あけを一工程で済ませることで作業時間を短縮

(3) 曲げ加工:精密な折り曲げを実現

  • 特徴
    • 油圧・サーボ式のプレスブレーキを使用
    • 製品の強度を向上させる重要な工程
  • コスト削減ポイント
    ・曲げ回数を減らし、工程短縮
    ・曲げ型の選定でバリやひずみを抑制

(4) 溶接加工:部品の接合に不可欠

  • 特徴
    • TIG溶接、スポット溶接など方式が多数
    • 部品の一体化による強度アップ
  • コスト削減ポイント
    ・ロボット溶接の導入で精度向上+人件費削減
    ・接合設計の最適化で溶接箇所を最小限に


コスト削減のための板金加工の選び方

(1) 材料ロスを減らす設計

  • CAD/CAMソフトを活用し、歩留まり率を向上させる
  • 共通パーツの統一化で材料費を削減

(2) 適切な加工法の選択

  • 小ロットならレーザー加工が最適(型代不要)
  • 量産ならタレパン加工でコストダウン

(3) 工程の最適化

  • **一貫加工体制(切断・曲げ・溶接)**のある業者に依頼
  • ロボット溶接・自動化設備の活用で作業効率アップ

 まとめ:コスト削減と品質向上を両立しよう!

適切な板金加工法を選ぶことで、材料ロスの削減、加工時間の短縮、品質向上が実現できます。

小ロット・試作レーザー加工
中~大量生産タレパン加工
精密曲げ・溶接最適な設備を活用

板金加工のコストダウンにお悩みの方は、ぜひ専門家にご相談ください!

 

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昭和21年9月、モノづくりのまち北九州に生まれ、モーターコアの金型製作から、私たちFUKAEの物語は始まりました。
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