プレス加工技術者水巻工場 製造部勤務

トラブルの原因が
すぐに突きとめられるように、
金型のことをもっと知りたい!

早井 隆輔

平成18年4月入社/八幡工業高校 材料技術科卒業

スタッフインタビュー
INETERVIEW

モーターの心臓部にあたる「モーターコア」製造の専門工場である水巻工場。
同じ敷地内にある金型研究所で設計・製造された金型を使い、多種多様な製品を製造しています。製造の主役となるのが、複雑な金型がセットされたプレス機を操り、精巧なモーターコアを大量に生み出す「プレス加工技術者」。
同工場の中でも最新の設備となる400トンのプレス機を任されている若手のホープ「早井 隆輔」に、その仕事を聞いてみました。

深江工作所との出会いは?

高校の進路指導室で、いろんな会社の資料を見ているときに偶然、深江工作所のパンフレットが目に入りました。できれば地元で就職したいと考えていたので、「こんな近くに、金型を大々的にやっている会社があるなんて…」と、驚いたのを覚えています。たまたま、以前深江工作所の仕事体験会に参加したことのある先輩を知っていたのでどんな会社かと聞いてみたところ、「新しい機械がたくさんあって、社員の方々もみんな親切だったよ」という答で、ますます興味が膨らんで来ました。

いよいよ就職先を決めるタイミングで、進路指導の先生に、水巻工場で製造しているモーターコアについて聞いてみました。「社会の隅々で必要とされているモーターの核となる部品だから、将来もきっと安泰だ」と聞き、結局その言葉に背中を押され、深江工作所への就職を決めました。

どんな仕事ですか?

入社後水巻工場に配属されて13年間、モーターコアを作り続けてきました。プレス機をはじめとした工作機械を順番に経験させてもらい、時間をかけていろいろな機械操作のノウハウやコツを学んでいきました。そんな研修期間も終了して最初の頃に任された仕事を今でもよく覚えています。家電メーカーのマッサージチェアに使用するモーターコアの製造でした。月産が1万5000台という大量のオーダーで、大手メーカーだけに、精度もハイレベルなものが要求されました。納期までに、精度の高い製品を大量に納品する。社会人としての責任を初めて実感させられた仕事でしたが、この仕事を無事終えたときには、自分でもワンステップ成長できたような気がしました。

昨年8月からは、水巻工場でいちばん大きく新しい400トンの高速順送プレス機で仕事をしています。原料となる薄い鉄の板からパーツを打ち抜き、それを正確に積み重ね、圧着していく工程を一連の金型によって行っていくというデリケートな作業です。ずいぶん馴れてはきましたが、まだこのマシンを使いこなしているとまではいきません。30そこそこの若手に、貴重なマシンを任せてくれた上司の期待には、必ず応えたいと思っています。
トラブルの全くない仕事などありません。優秀なプレス加工技術者とは、トラブルの原因を素早く探し出し、いち早く元の作業に戻れる技術者だと思っています。そんな技術者になるために、もっと金型のことを知りたいと思いはじめました。社内の別事業部で製造された金型を使って、プレス作業を行うのが今の私の仕事ですが、その金型のできる過程や特徴をもっと詳しく知っておけば、トラブルの原因を探す近道になると思うのです。ですから最近、気になることがあったら同僚の金型設計技術者を見つけて、質問するようにしています。