設計技術者製造中間 設計部勤務

日本のモノづくりを
縁の下から支えている!
設計室の仲間はみんな、
高い志を持っています

主任芝原 克幸

平成19年11月入社/西南学院大学 法学部 法律学科卒業

スタッフインタビュー
INETERVIEW

前職は医療業界の営業職という、ユニークな経歴を持つ、当社初の文系出身の金型設計技術者「芝原 克幸」。
モノづくりに携わりはじめて10年を経た今、これまで誰も考えつかなかった金型構造で、コストと品質を両立させたいと語ります。
めざすのは、社内でも一目置かれる「金型マスター」。そのために、一つでも多くの経験と知識を積み重ねたいと考えています。

転職を決めた動機は?

文系の大学を卒業後、医療系の営業職という今とはまったく畑違いの仕事をしていました。実家が中間工場の近くにあったので、小さな頃から名前だけは知っていましたが、何をしている会社なのかは知りませんでした。転職を意識しはじめたときに改めて調べて驚きました。こんなに安定していて、社会的にも意義のある仕事をしている企業がすぐ近くにあったなんて…。
私は理系の学部を出ているわけではありません。金型というモノがあることすら、この会社に興味を持ったときに知ったくらいです。モノづくりに欠かせない金型の存在を知り、そして北九州から全国へ、さらに世界へと、技術を広げている深江工作所という会社を知ったことで、以前から私の中にあった「次はモノづくりに取り組みたい!」という気持ちが、一気に膨らみはじめ、設計技術者への転職を決意しました。
もちろん、設計なんて一度もしたことがありませんでしたから、不安がなかったと言えば嘘になります。しかし面接などでのやりとりを通して、この会社なら時間をかけて育ててくれそうだと確信しました。実際に入社後1ヵ月間は、金型を使ってモノづくりがどのように行われているかを、工場内の製造現場をまわりじっくりと見せてもらいました。その後しばらくは、先輩たちのアシスタントとしてお手伝いをしながら、CADの操作方法を一から学んでいきました。周囲は経験豊富で、しかも気さくな先輩たちばかりですから、わからないことがあると丁寧に指導してくれました。こうして1年が過ぎた頃には、社内初、文系出身の設計技術者が、初めての仕事を任せられるまでになっていました。

仕事のやりがいは?

たとえば小さな部品を作る場合にも、原料となる鉄板をプレスしながら、打ち抜き、穴開け、曲げ、絞り…と、様々な工程が必要です。一つの工程を一つの金型が行うわけですが、それぞれがバラバラのまま(単発型)では効率的なモノづくりはできません。その一つひとつを並べ、大きな一つの金型(順送型)を作れば、たくさんの部品が短時間で製造でき、その部品を集めて作った製品のコストも抑えることができるのです。これが、金型がモノづくりの基本であるという理由です。この一つひとつの金型を設計すると共に、その順番や配置を考えながら、できる限り効率的なモノづくりを実現するのが、私たち金型設計技術者の仕事です。

今私が担当しているのは、自動車部品の金型です。営業がお客様からもらってきた新車用部品の設計図を受け取ることから、金型設計技術者の仕事は始まります。図面と一緒に製品の精度やコストなど、クリアしなければならない課題や条件も提示されます。お客様が求める品質を実現できるか、コストに見合うか、メンテナンス性に問題はないかなど、あらゆる角度から検討しながら、金型の設計を行っていきます。完成した金型は、社内にあるトライ用プレス機でテストが行われます。細心の注意を払いながら設計し、レイアウトされた金型ですが、一度の試し打ちで合格品が出ることは稀です。製造部門の担当者と問題を絞り込みながら精度を高め、お客様の元へお届けする製品へと完成度を高めていきます。
かつて自分が携わった車を街で見かけると、思わず担当したパーツに目がいきます。決して目立つ仕事ではありませんが、確実に社会の役に立っている…と、その瞬間に実感します。また職場の仲間を見ていても、日本のモノづくりを支えているという静かなプライドを感じます。モノづくりに携わりはじめて10年。やればやるほどその奥深さを感じさせられる仕事です。