自動車部品の量産に必要な金型の設計を担当しています。お客様から図面を預かり、要件や予算に応じてお客様が求める性能を満たす金型ができるまで、何度もトライアンドエラーを繰り返し、修正に修正を重ねます。難易度が高いのは、成形・曲げがある金型づくり。アールの部分で微調整するなど、工夫しながら取り組んでいます。

学生時代は、フライス盤や旋盤などの機械を使用して加工する技術を学ぶとともに金型づくりの基礎を学びました。学校のみんなと「金型グランプリ」に出場したのもいい思い出です。その経験を生かし、自動車部品の根幹になる金型に携わりたいと当社を志望。入社後、CADの操作方法や難しい成形加工について学んでいます。

やりがいを感じるのは、高精度な製品が完成し、お客様に満足いただけた時。何度も試行錯誤を重ねるため、喜びもひとしおです。また、先輩に頼っていた課題を少しずつ1人で解決できるようになり、自身の成長を感じられた時も嬉しい気持ちになりますね。携わった車種がはじめて発売となりテレビCMを見た時はとても感激しました！

金型の設計から製品化まで一貫体制で手掛けているため、一部だけでなく全体を見渡せるのも当社の魅力。分からないことがあっても経験豊富な先輩方が丁寧に教えてくれます。はじめて出合う技術やノウハウも多く、学ぶことばかり。いつかは先輩の手を借りず完成させられるよう技術を磨き、金型の設計を極めたいと思います。